AIは要らない検査を勧めるのか、4050の回答を調べた研究

AIに「この検査はやるべきか」と聞いたら、要らない検査まで勧めてしまわないか。10月20日、米国の内科の医学雑誌Annals of Internal Medicineに、これを数えた研究が載りました。6つのAIの答え4050件のうち、要らない検査を勧めた答えは5.4%、必要な検査まで止めた答えは0.6%でした。

全体で見れば多くはありません。ただ、勧めすぎた答えは2つの場面に集まっていて、その1つは、専門の学会どうしで意見が割れている場面でした。この記事では、この偏り方を中心に紹介します。AIの「やる」「やらない」をどう受け取るかに関わるからです。

私自身、外来で分からないことが出てくると、OpenEvidenceという医師向けのAIに聞いて調べます。一流の医学雑誌の記事をもとに、引用文献つきで答えを返してくれます。検査や治療についてAIに聞けば、答えは最後には「やる」か「やらない」のどちらかに傾きます。その傾きがどこで偏るのかは、使う側として知っておきたいことでした。

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