同じ成分の薬に、名前がいくつもあることがあります。
先に出た薬(先発品)と、特許が切れたあとに出た薬(後発品、いわゆるジェネリック)です。成分は同じで、名前と値段が違います。
この「どの名前の薬にするか」をAIに聞くと、答えがほぼ1つの製品に集まり、しかも先発品が選ばれやすかったという研究が、2026年10月26日に Nature Health に載りました(出典: Nature Health「Large language models show product name convergence in drug recommendations」)。AIが挙げる薬の名前は、中立に見えても、特定の製品に偏ることがあります。
実在の患者さんではなく、架空の症例文で調べた研究です。それでも、AIに薬のことを聞く人には知っておいてほしい結果でした。今日はその話と、AIに聞くなら商品名ではなく成分名で聞くほうがよい理由を書きます。
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