オプジーボが効くか効かないかーバイオマーカーの話―
チェックポイント阻害剤(オプジーボやキイトルーダ、ヤーボイなど)は一定の患者さんに効果を発揮します。 しかし、全く効かない患者さんが存在することも確かです。 オプジーボ(PD-1阻害剤)を使う前に、効くか効かないか知るこ…
チェックポイント阻害剤(オプジーボやキイトルーダ、ヤーボイなど)は一定の患者さんに効果を発揮します。 しかし、全く効かない患者さんが存在することも確かです。 オプジーボ(PD-1阻害剤)を使う前に、効くか効かないか知るこ…
免疫チェックポイント阻害剤には現在、2種類の作用機序が違う薬剤が存在します。 1つがPD-1抗体(オプジーボ、キイトルーダ)であり、もう一つがCTLA-4抗体(ヤーボイ)です。 それぞれの作用機序に関しては、オプジーボと…
PD-1抗体のひとつであるオプジーボ(一般名:ニボルマブ)は、メラノーマ(悪性黒色腫)に対して第一選択薬として使われています。 オプジーボは、メラノーマの患者さんの約40%に効果があると言われています。 しかし一方で、副…
オプジーボに先駆けて、がん免疫療法の世界に登場した薬剤がヤーボイ(イピリムマブ、CTLA-4抗体)です。 ヤーボイは免疫力を高めるお薬ですが、オプジーボとは違う機序で作用します。 今回はこのヤーボイについて解説したいと思…
がん免疫療法は古くから知られていましたが、科学的に十分な効果を得られるものがありませんでした。 そのため専門家の多くは、がん免疫療法はうまくいかない治療法と考えていました。 2015年、メラノーマに対してオプジーボが認可…
PD-1抗体のひとつであるオプジーボ(一般名:ニボルマブ)は、メラノーマ(悪性黒色腫)に対して第一選択薬として使われています。 オプジーボは、メラノーマの患者さんの約40%に効果があると言われています。 しかし一方で、副…
研修医や大学院生をずっと教育してきた中で、チャンスというものについてよく考えます。 僕のイメージでは、チャンスというのはスポットライトを浴びる瞬間のことです。 その短い時間にどれだけのパフォーマンスを発揮できるか、その結…
医学の進歩はとても早く、自分の専門分野以外の最新情報を入手するには絶えずアンテナを張っていないといけません。 特に新薬に関する情報は、積極的に勉強しないとあっという間に置いていかれます。 ただ、一度にすべての分野を勉強す…
PD-1抗体のひとつであるオプジーボ(一般名:ニボルマブ)は、メラノーマ(悪性黒色腫)に対して第一選択薬として使われています。 オプジーボは、メラノーマの患者さんの約40%に効果があると言われています。 しかし一方で、副…
メラノーマを診断する際に、ABCDルールが役に立つと以前説明しました。 ダーモスコピーという虫眼鏡のような機器を使うと、ほくろやメラノーマをより詳細に観察ができます。 ダーモスコピーの登場により私達皮膚科医はメラノーマの…